マインドフルネス心理療法で、心の病気が回復するとは?

心のメカニズム
お悩み、症状、それぞれに対するマインドフルネスをご紹介します。
マインドフルネス心理療法(SIMT)をより詳しく、その進め方についてご説明します。
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このような症状、つらい心で毎日過ごしていませんか?
このような症状、つらい心で毎日過ごしていませんか?

ストレスになるような出来事や状況、他者との人間関係、ショックな出来事・・・日常生活では、いろいろなことがあります。
ネガティブなことばかり考えてしまう。
過去を後悔し続ける。
まだ来ていない未来のことが不安。
誰かに言われた一言が気になる。
相手の表情・態度によって自分が悪いことをしたのではないかと心配になる。
他者と自分を比べて、劣等感を感じる。自信がない。
自分の思いがあっても、我慢してしまう。
感情のコントロールができない。
孤独で、居場所がないような感じがする。

など、だれしも感じたことはあるのではないでしょうか。

つらい気持ちの先にあるもの
このようなつらい気持ち、一時的なものであれば特に問題はない、むしろ自分を成長させるためには、自省したり、次の一歩を踏みだす糧になったり、必要なものでもあります。
しかし、ずっとこのようなつらい気持ちを持ち続けているとどうなるでしょうか。

仕事や家事などやるべきことも思うようにできなくなったり、
眠れない、からだの怠さ、食欲がなくなるなど行動面や身体にも影響が出てくることもあります。

自分は価値がない人間だ…
生きている意味が分からない…
自分が嫌い…
消えたい、死にたい…
つらい…
と苦しみが自分の存在までに深まってしまいます。
 
つらい・苦しい…脳内では?
「つらい、苦しい」をくり返していると、脳の回路のその部分ばかりが活性化されてしまいます。
「つらい、苦しい」の脳神経が過敏になります。
体内ではストレスホルモンがたくさん分泌されています。
ストレスホルモンは脳神経にも伝わり、脳のさまざまな神経細胞も傷つけます。
脳の働きはたくさんあり、物事に集中すること、やる気、人とのコミュニケーション、感情を感じる、など、私たちの言動の総司令塔にあたる重要な働きを担っています。
ストレスホルモンによって、その脳の神経細胞も傷つけられることで、本来の脳の働きが低下しています。

なんとか気合いで元気を回復しようとしたり、
考え方をポジティブにしようとしたり、
自己啓発などの本を読んで一時は楽になっても、
またつらい気持ちが出てきたりします。
病院を受診し、薬を飲んで回復しても、また同じようにつらい気持ちをくり返してしまうこともあります。
環境を変えようとしたり、人間関係を変えようとしても、思うように変えれません。
むしろ無理をして、うまくできない自分がさらにつらくなるかもしれません。
うつや不安症などは「頑張る」「強い意志をもって」「根性で」という方法ではよくなりません。
 
マインドフルネス心理療法で「うつ・不安症・こころの苦悩」が改善するとは?

マインドフルネス心理療法(SIMT)では、つらい考え方・行動のパターンを改善していきます。
,泙此⊆分の心の状態を知ること [洞察]
△弔蕕せ弭佑鯔汁させない心をつくる [つらい思考を解放]
つらいことや不快なことがあっても、現実を受け入れる心 [受容]
ぜ分の願いや人生における価値(病気を改善したい…、働きたい…)を実現するための行動を選択できる心をつくる [大切なことに注意を向ける]
しかし、心の使い方を変えただけでは、つらい症状や現状はあまり変わらないものです。
どうすべきか、それは行動することです。
ゼ尊櫃帽堝阿任る心をつくる [行動力]
じっとしているだけでは現状は変わらない。
長期的な目標・人生の価値につながる行動を起こすこと。
この積み重ねが、これまで自分を苦しくさせていたパターンから抜け出すには必要なのです。

「つらい、苦しい」考えや行動パターンが減っていくことで、それまでたくさん分泌されていたストレスホルモンが少なくなっていきます。
弱っていた脳のはたらきも回復して、元気になっていきます。
不安やイライラなど、ネガティブに敏感になっていた脳の神経は、穏やかになります。

マインドフルな心の使い方・行動を継続していくことで、心と身体、ともに回復していきます。
病気の再発も起きにくくなります。

マインドフルネス心理療法(SIMT)のセッションはこちら

自己存在の苦悩に対して
自分の存在価値における苦悩について。
この苦悩は深く、とてもつらいものです。
マインドフルネス心理療法(SIMT)は、自己(自分)という存在について、深いところまで探求していきます。
悩ましいつらい考えや、衝動的な考えなどよりもさらに奥にある動じない自分に気づいていきます。
動じない自己で自身の心を洞察していくことによって、それらの苦悩から解放されていきます。

人生を生きていく中では、思いもよらないトラブルや、災害、死別、病気などが起こります。
いつ起こるかもわかりません。
そして、これらは避けることはできないものです。
人生上で起きる様々な困難も乗り越えていくために、
さらに、一度きり人生をより自分らしく生きぬくためにも、
マインドフルネス心理療法(SIMT)の自己洞察は奥が深いものです。
 
∪歐障害のマインドフルネス
このような症状、改善をあきらめていませんか?
このような症状、改善をあきらめていませんか?

摂食障害にもいくつかのパターンがありますが、ここでは過食嘔吐について説明します。
食べ吐き(過食嘔吐)がやめられない。体型・体重へのこだわりや不安が強い。やめたいのに、過食嘔吐をくりかえしてしまう。過食嘔吐が習慣になっている…。

食べること、吐くこと、食べ物に対するとらわれ、また体重・体型へのとらわれが次第にエスカレートし、生活の大部分を支配されてしまいます。
それによって、人と食事ができなくなったり、精神面・行動面どちらにもゆとりがなくなります。
感情の浮き沈みも激しくなり、ストレスを過食嘔吐でまぎらわす、というようなパターンに陥ります。
やめたいけれど、やめることができない自分に対する自己否定感、無力感。さらに長期化すると、過食嘔吐をやめたいという気持ちすら失ってしまいます。
過食嘔吐に支配されたまま、今後の人生もこのままでいいですか・・・?
 

マインドフルネスで「摂食障害」から回復するとは?
摂食障害になると、食べること、吐くこと、体重、体型など、日常生活がそれらに関する思考で支配されてしまいます。
過食嘔吐をすることによって、一時的にはつらい現実から逃れられるような気にもなるのも事実です。その瞬間は、気持ちが楽になり、落ち着くかもしれません。しかしそれは一時的なものです。ですから、また同じようなつらい現実、ストレスなどを感じると、過食嘔吐を繰り返してしまうのです。
過食嘔吐を手放したくない自分と、いつかは過食嘔吐を手放し普通の食生活をおくれる自分になりたい、このような葛藤があるのではないでしょうか。

マインドフルネス心理療法(SIMT)では、後者の、過食嘔吐を手放したい自分、普通に食生活を送れるようになりたい自分になれるようにトレーニングしていきます。

ー分の中での過食嘔吐につながる心理作用を知る。[洞察]
⊃べたい、吐きたい「衝動」があっても、ブレーキをかけることができる心をつくる。[衝動を抑制]
7鮃的な食事に少しずつ挑戦していく。[食生活をとりもどす]


これらのトレーニングによって、自分の中で固まっていた過食嘔吐に関するパターンが変化していきます。
これまで生活のエネルギーの多くを注ぎ込んできた過食嘔吐へのとらわれが少なくなってくるので、過食嘔吐以外のこと(例えば趣味や仕事など)にも視野が広がっていきます。

いきなり過食嘔吐の症状を皆無にすることは難しいものですが、SIMTのトレーニングによって、少しずつ改善されていきます。

マインドフルネス心理療法(SIMT)のセッションはこちら
 
マインドフルネス心理療法(SIMT)のすすめ方
第1セッションからスタート
マインドフルネス心理療法(SIMT)は全部で10セッションあります。
まずは第1セッションから順番に進めていきます。
心理療法は初めてという方でも、取りくみやすいです。

第1セッション 基本的なトレーニング
第2セッション いつでもできる呼吸法
第3セッション 感情を知る
第4セッション 人生の価値・願い
第5セッション 日常生活を薬に
第6セッション 思考の特徴を知る
第7セッション 不快なことを受け入れる
第8セッション つらい連鎖の解消
第9セッション 生きる智慧
第10セッション これからの課題

セッションが進むにつれて、内容も深まっていきます。
各セッションでは
全部のセッションで基本になっているのが、次の三つです。
・呼吸法(基本的な洞察法)
・日常生活でのマインドフルネス(行動時の洞察法)

・記録する



呼吸法をしているときだけがマインドフルネスというのではなく、日常でも積極的にマインドフルネスの実践をとり入れていきます。朝起きてから、就寝までが常にマインドフルネスの実践の場です。
いつでもどこでも取り組むことができます。

また各セッション毎に課題があり、記録を書いていきます。
マインドフルネスの実践をやってみて気づいたことや、変化などを記録していきます。
記録としてアウトプットすることも、自分を客観的に見つめるには大事なことです。
 
マインドフルネス心理療法(SIMT)をより詳しく
マインドフルネス心理療法とは
マインドフルネスとは、今ここに注意を向け、あるがままを受け入れる、ということ。
もともとは「禅」や「仏教」から生まれたものであり、最近その宗教性を排除した形で、再び認知度が高まっています。
マインドフルネスには、リラックスを目的としたものや、身体の痛みの軽減を目的にしたものなど、種類は多岐にわたります。
心の病気の改善にも活用されており、第3世代の認知行動療法と言われています。

中でも自己洞察瞑想療法(SIMT:シムト)は、日本で生まれたマインドフルネス心理療法。
マインドフルネス精神療法協会代表大田健次郎先生が開発され、1993年から、うつ症状で悩む方の改善や、
うつ病の再発予防など、心理療法として大きな成果をあげられています。
背景理論
  「西田哲学」と「脳神経生理学」が背景に。 
  
  「西田幾多郎」という哲学者をご存じでしょうか。
  自分とは何か、と自己について深く探求された哲学者です。
  現在でも、西田哲学と呼ばれ継承されています。

  また、心の病気は脳の病気でもあります。
  マインドフルネス心理療法(SIMT)の実践を続けることで、
  興奮していた脳神経はおだやかになり、脳本来の働きが活性化されます。

  マインドフルネス心理療法(SIMT)はこの2つの理論が背景にあります。
特徴
1.能動的・積極的な心理療法

マインドフルネス=座禅?じっと座って瞑想?というイメージかもしれません。
しかしマインドフルネス(SIMT)は上記のようなリラックスや一時的な安らぎを目的としたものではありません。
心の苦しみの改善を目的としたマインドフルネスです。
ですから、受け身・消極的なものではなく、能動的・積極的な心理療法です。
知識ではなく、やってみるという実践を大事にします。
日常生活の中でも積極的にマインドフルネスの実践をしていきます。

2.受容、さらに行動するところまで

マインドフルネス(SIMT)では受容のスキルもトレーニングします。
しかし、受容するばかりで、じっとしていては現状は変わらないことも多いです。
そこで大事なことが「行動すること」です。
マインドフルネス(SIMT)では、病気を改善したい、こうなりたい、という自分の望み・願いを指針に、「実際に行動していく」というトレーニングもします。

3.社会とつながっていく

心の病気になると、社会とのつながりも弱くなり、孤立していくこともあります。
自分の世界に引きこもってしまいたい気持ちは症状からくるものです。
症状が軽快したり、少しずつ行動ができるようになってくると、社会とつながりたい、社会のために働きたいという意欲が回復していきます。
社会の中の一員として生きることをマインドフルネス(SIMT)では大事にします。

4.再発しない自をつけ

うつなどは再発することが多いです。
マインドフルネス(SIMT)は終了後も実践を続けていくことで、再発しない自信ができてきます。